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希望を処方する
  
「さて、「私はこれからどうなるのでしょう」と患者さんに聞かれたら、
みなさんはどう答えますか。 なによりも大切なのは、「希望を処方する」
ということです。」
             中井久夫 『こんなとき私はどうしてきたか』

 この先生は、患者体験がないながら、患者以上に色々なことに気づき、
常夜灯や一番星のように、患者さんと精神科に携わる者を照らす。軽やか
であたたかな希望を失うことなく。

 患者さんに寄り添おうとしてきた医師たちがいて、その先人の先に私は
存在するのだ、小さく。光を見ていよう。たぶん弱い私はよく光を見失う
だろうけれど、その度に中井久夫先生に戻っていけばいい。


 
2011-11-21 22:39 | 心に響くことば | Comment(4) | Trackback(0)
Comment
 悠ちゃん、
本当だね、希望を処方するって、素敵な言葉だね。

 実際の場面では、病気を抱えた人との会話は
どうしても残念なことを伝えなくてはならない
場面があって、光をさえぎりがちだよね---

 絶望を処方しない、希望の光を断ち切らない
ことが、私たちにできることかしら。
lamblamp(らむらんぷ) 2011-12-02 22:38:11) edit

美帆さん
希望を処方するって、なんてすてきな言葉なんでしょうか。
実際の診察では、「○○の恐れが・・」「再発する可能性が・・」
そういう言葉が当たり前になっていることに、はたと気づきました。
困難な状況でも、希望の光を遮らないような、
言葉を発することができるようになりたいです。
引地悠 2011-12-02 16:37:52) edit

 エリザベスさん、
本当ですね、中井先生の言葉、ほっとしますね。
医師の発する言葉は、希望を与えることも絶望させる
こともありますね---本当に言葉は大切で丁寧に扱わ
なければ、と感じます。

 エリザベスさんの以前住んでいらした近くに、
いい先生がいらしたのですね。コメントを読みながら、
私も含めひとは病だけ癒されに病院に行くのではない
ことを実感しました。苦痛で不安な時に、お医者さん
の人柄に触れに行くという面も大きいですね。

 ありがとうございます、患者さんにほっとして
もらえるように、肩の力を抜きつつ力をつけていこう
と思います^^
lamblamp(らむらんぷ) 2011-11-24 23:29:55) edit

中井先生の言葉、とてもほっとして、心に染みますね。

心の病にしろ、他の疾病にしろ、お医者さんにかかった際に患者が期待するのは、手当や薬の処方と同じくらい、時にはそれ以上に、安心や希望の光をいただくことだと思います。

以前、住んでいたマンションの近くでお世話になっていた診療所の先生が、とても優しくて、転居した今でも、体調を崩したときは、そちらで診察していただきたいような気持ちになったりします。

美帆さんの診察に、心をほぐされている方も、きっとたくさんいらっしゃるんだろうな(^O^)
エリザベス 2011-11-24 00:38:12) edit

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